夏凪カウンセリングルーム

こんにちは！ブログに立ち寄ってくださってありがとうございます。
ココは、私が60年の人生で向き合ってきた人生模様、その扉を開け綴っています。
今日は2020年頃の扉を愛鍵で開けてみましょう。

このお話は２年前、60年も生きている私にとってはつい最近の出来事です（笑）
ご相談内容はタイトル通り、恋人との関係が “友達以上恋人未満” のまま1年以上経ち、お互いにバツイチであっても独身同士。このままの関係を続けるべきか、終わりにするべきかのご相談でした。
彼女は当時、彼との関係を “セフレ” と言い、お互いを束縛しない割り切った大人の関係だと説明していました。

ただそう言いながらも相談してきたということは、彼女自身、その関係に納得していないということです。
お互いの気持ちが同じで、お互いの距離感に何も疑問を抱かず、その関係に満足していれば悩みなどないはずです。しかし彼女は、1年以上発展しないその関係に不満と苛立ちを感じていたわけです。
だからと言って、結婚を前提としたお付き合いに進展したいということではありませんでした。彼女が望んでいたのは、心の繋がりです。“セフレ” という体の関係だけではなく、ちゃんとお互いの人間性や価値観、大切にしたいことを共有した上でお互いを尊重し、いたわり合い、寄り添い合える自立した関係を望んでいました。

では、彼の考えはどうなんでしょう？尋ねてみると、彼はそういう関係は望んでいないと思うと言いました。
思う…というのは、はっきり聞いたわけではなく、彼女の見解です。

ではなぜ彼女は、彼がこのままの関係を望んでいると思うのか？
二人は出会ってすぐお互い急速に惹かれ合い、すぐに大人の関係になりました。毎日のように会い、ほぼ朝から寝るまで、暇さえあればLINEで連絡を取り合っていました。その日の予定はもちろんのこと、昼食、夕食のメニュー、仕事から帰宅後は、お風呂に入る時間以外ほぼLINEをしている状態だったようです。ところがある日、彼のLINEの返信の遅れから彼女は猜疑心を抱き始め、その気持ちはどんどんエスカレートしていき、LINEの言葉は探るような言い方になり、「疑ってるんだろ？」という言葉を最後に、彼はLINEをブロックしてしまいました。そして数日後「別れたい」と言われ、意地を張った彼女は「別にいいよ」と返事してしまい、たった2か月で終わりを迎えました。その後彼女はどうしても忘れられず、1か月後によりを戻したいと連絡を入れました。彼の言葉は「俺は何もしてあげられないから、俺なんかやめなよ」彼女は「あなたがいい」と詰め寄ります。そしてとうとう「恋人は無理だけど遊びならいいよ」という彼に、「それでもいいから」と言ってしまい、それから1年以上、LINEも必要最低限、食事は全て割り勘、電話はナシ、数週間に一度会って体を求めあうだけの関係のままということでした。

今まではそんな扱いをされても彼の傍にいることを選び、彼の求める身勝手な関係に甘んじていたわけです。しかし、さすがにもう辛さも限界になって、どうしたらいいかわからなくなってしまったのです。

完全に自分軸を見失ってしまっている彼女には、まず、自分を大切にしなければいけない理由から説明しました。自分で自分を粗末に扱っていることに気づかず、相手に大切にされたいと願ってもそれは残念ながら難しいですね。彼女は自分を粗末に扱っている意味すらわかっていませんでした。

あなたの心の中にいるもう一人のあなたが悲鳴をあげているのに、なぜ無視し続けているの？その子が可哀そうだと思わない？自分が自分自身を愛せていないのに、他人から愛してもらうことなんて無理なのよ。

自己肯定感が低い人の特徴

1. 自己効力感・自己信頼感が低い
2. 物事に対し優柔不断
3. 承認欲求が強い
4. 他人に依存してしまう

自己肯定感が高い人の特徴

1. 自分や物事を肯定的に見ることができる
2. 主体性が高い
3. 自分の強み弱みを把握している
4. 他人の意見を尊重できる

ご相談者の方には、自分が嫌い、自分を好きになれないという方がとても多くいらっしゃいます。
でも、まずは他人から愛されるためには自分が自分自身をちゃんと愛してあげることが先です。
難しそうに感じますが、自分を好きになることは意外に簡単なんです。

日々の生活の中で、ちょっとだけ“こんな自分が好き”を増やしていけばいいだけです。
例えば、ごみを拾ったときの自分、ドライブ中に前に入りたそうにしている車を入れてあげた自分、電車で席を譲った自分、そんな小さなことでもした後にはちょっとだけ自分が誇らしく感じませんか？
「なんか私ってちょっと良い感じじゃん」ってことを少しずつ増やしていけばいいんです。
自分を好きになると、当然、自己肯定感が高まっていきますから、自信が持てるようにもなります。

もし、自分一人では難しそうだな…って感じたなら、是非、一度私のサイトの扉をノックしてください。
ありのままで、そのままでも十分素敵なあなたを一緒に探しに行きましょう。

心理療法と数あるワークで、無意識の執着を手放し自分軸で生き、憧れだった自分を手に入れ、幸せに満ち溢れ、空の美しさに気づける人生の扉を開けましょう。
愛鍵を私がお渡しします。